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タイでの集団免疫実現には人口の6割のワクチン接種が必要

シリラート病院医学部のプラシット学部長はこのほど、今は新型コロナウイルスワクチンについてあれこれ心配するのではなく、感染拡大の防止に努める時だとして、新型コロナ対策に専念すべきとの見方を示した。

学部長によれば、「集団の一定数以上が免疫を持つ状態(集団免疫)になれば、新たな感染を防ぐことが可能となるが、そのためにはワクチンを接種することが必要。これまでのところ世界中で1億人以上が接種を受けており、感染の予防に役立っているようで先行きは明るい」という。

なお、タイで集団免疫を達成するには全人口の60%以上がワクチン接種を受ける必要があるとのことだ。

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