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中国製新型コロナワクチン 首相が接種第一号に名乗り上げるも……

タイには2月24日に最初の新型コロナワクチンが中国から届けられる予定だが、中国製ワクチンについては一部で予防効果や安全性を不安視する声が出ていることから、プラユット首相は2月22日、「最初に接種を受けるつもりはあるか」との報道陣の質問に対し、「できるならそうしたい。その用意はある」と述べ、接種に前向きな姿勢を示した。

ただ、専門家によれば、中国産ワクチンは安全性が十分に確認されていないため、当面の接種対象を18歳から59歳しているほか、医療従事者など一定の要件を満たす人たちに優先的に接種することになっているため、現実的には首相に接種第1号になってもらうのは難しいとのことだ。

なお、保健省食品医薬品局(FDA)によれば、ワクチンの集団接種は2月中か3月初めに開始される見通し。

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