新型コロナワクチン 感染状況が最も深刻な13都県に割り振り
タイには2月24日に最初の新型コロナワクチン31万7000回分(中国シノバック・バイオテック社製20万回分、英アストラゼネカ社製11万7000回分)が届けられることになっているが、このうち中国製20万回分が感染リスクの最も高い13都県に割り振られる予定だ。
具体的には、サムットサコン県に7万回分、バンコク都に6万6000回分、そして、パトゥムタニ県、ノンタブリ県、サムットプラカン県、ターク県、ナコンパトム県、サムットソンクラム県、ラチャブリ県、チョンブリ県、スラタニ県、チェンマイ県にそれぞれ3500~8000回分が割り振られる。また、この20万回分のうち1万6300回分は感染者の治療に当たっている医療従事者に接種される予定。
なお、ワクチンは1人に2回接種する必要があるが、1回目と2回目の接種の間隔はシノバック製が14~28日、アストラゼネカ製が6週間という。