3月1日からタイ国内3県でワクチン接種開始
中国のシノバック・バイオテック社と英国の製薬会社アストラゼネカ社が開発・製造した計31万7000回分の新型コロナワクチンが2月24日、予定通りにタイに届けられた。医療従事者などへのワクチン接種は3月1日からサムットサコン、チェンマイ、タークの3県で開始される予定だ。
シノバック製ワクチン20万回分については、保健省食品医薬品局(FDA)と政府医薬品機構(GPO)の担当者が接種に備えて3日ほどかけて検査することになっている。
なお、北部チェンマイ県の保健当局者によれば、同県では3月1日にまず医療従事者など1750人に接種し、5月末までに4万1750人に接種することになっている。