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タイ人研究者 「新型コロナはタイのコウモリが起源」説を否定

新型コロナウイルスについては一部で「タイに生息するコウモリが起源である可能性がある」と説が出ているというが、タイ赤十字社新興感染症健康科学センターのスパポン研究員はこのほど、中部チャチュンサオ県で昨年、同地に生息するコウモリから見つかったコロナウイルスは人に感染するもので新型コロナの起源であるとの説を裏付ける証拠は今のところないと指摘した。

同センターなどは昨年6月からコウモリがもたらす恐れのある感染症に関するプロジェクトを開始しており、この先5年間続けられる予定という。ただ、同研究員は、「新興感染症の多くがコウモリ由来であり、この種の感染症に注意を怠ってはならないだろう」と話している。

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