サクサヤム運輸相が新型コロナに感染 部下から感染か
サクサヤム運輸相が新型コロナに感染し、病院に入院して治療を受けていることがわかった。運輸相は6日に病院で検査を受けて結果は陰性だったものの、翌7日朝、38度の熱が出たため再び病院に行って検査を受けたところ、感染していることが判明し、治療のため入院したとのことだ。運輸相によれば、2回接種のワクチンを1回接種した段階で、また、部下の中に集団感染が起きたバンコクの遊興施設を訪れて感染した者の濃厚接触者がおり、運輸相がこの部下から感染した可能性があるという。
また、運輸相は所属するタイ威信党が6日に催した記念の式典とパーティーに参加していたことから、同党所属の下院議員61人がバンコクに隣接するノンタブリ県のバムラートナラードゥーン感染症研究所で検査を受けるとともに自主隔離に入った。このほか、運輸相と接触のあった閣僚13人が7日の定例閣議を欠席した。