民間病院は同一料金でワクチン接種 輸入のめどは立たず
政府は先に新型コロナワクチンの接種を加速化するため、民間病院がワクチンを輸入し、有料で接種することを認める方針を示したが、私立病院協会(PHA)のチャルム会長はこのほど、どの民間病院でも同一の料金で接種を受けられることになるとの見通しを明らかにした。一部では、「民間病院は副反応に備えた保険料などを含め3000バーツを超えない範囲の料金でワクチンを2回接種することに合意している」と報じられていた。
同会長は、「利潤の追求ではなく、可能な限り多くの人に接種を受けてもらうことを目的に国内のどの民間病院でも同じ料金で接種を受けられるようにすることになった」と説明している。ただ、民間病院によるワクチン輸入は今のところ、全くめどが立っていないという。