ワクチン接種後に46歳女性が死亡 保健省が因果関係調査へ
6月7日に全国で開始された新型コロナワクチンの大規模接種でバンコク都バンケン区在住の46歳の女性がワクチン接種後に死亡したことについて、アヌティン保健相はこのほど、保健省として調査を実施する方針だと明らかにした。
この女性は接種の後、頭痛などの症状があり、医師の診察を受けて鎮痛剤を処方されたが、帰宅後に容体が急変して死亡したという。警察によれば、女性の遺体は解剖が行われており、その結果は45日以内に明らかになる予定。
タイでは今年に入ってから合計28人がワクチン接種後に死亡しているが、保健省疾病対策局によれば、うち12人については接種との因果関係はないと判断されているという。