タイ国立大開発の新型コロナワクチン 臨床試験がスタート
新型コロナワクチンを開発しているタイ国立チュラロンコン大学が6月14日、72人のボランティアに接種する臨床試験を開始した。同ワクチンは、ファイザーやモデルナと同じmRNA(メッセンジャーRNA)タイプのもの。同大学ワクチン研究センターの責任者であるキアット教授によれば、治験は参加者をいくつかのグループに分けて異なる量のワクチンを接種するなどの方法で進められる予定という。治験結果が良好な場合、参加者を増やした臨床試験が8月に開始される予定だ。