タイ保健省 「中国製ワクチンの有効性は91%」
タイ保健省は6月28日、「新型コロナウイルスのアルファ株(英国型)に対する中国シノバック製ワクチンの有効性は2回接種することで71~91%にのぼる」と発表した。これは、タイでアルファ株の感染が拡大していた4月から5月にかけてプーケット県、サムットサコン県、チェンライ県のハイリスクグループの人々と医療従事者を対象に実施された調査・研究によるものだ。
タイでは主にシノバック製ワクチンとアストラゼネカ製ワクチンが接種されているが、中国製ワクチンについては「中国製ワクチンに大きく依存しているいくつかの国ではワクチン接種が進んでいるにもかかわらず、感染拡大、死亡者増加に歯止めがかからず、同ワクチンの有効性を疑う声が強まっている」などと一部で報じられている。