バンコク隣県の工場でコロナ集団感染も操業継続 従業員が抗議
バンコクに隣接するノンタブリ県のパーククレット郡で操業する縫製工場で新型コロナの集団感染が起きたが、経営側は工場を閉鎖せずに操業を続けていることから、同工場の従業員が6月28日、ストライキを行い経営側の対応に抗議した。
この工場では約1700人が働いており、このうち700人あまりが外国人の出稼ぎ労働者というが、先に実施された検査で約60人の新型コロナ感染が判明した。
しかし経営側は操業を継続する方針で、「欠勤すれば給与をカットする」と通告しているが、従業員は感染者をすべて特定して入院などの適切な措置が執られまでは工場を閉鎖すべきと主張している。