バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

地方医師協会 アストラゼネカ製ワクチン供給遅延回避を政府に要求

地方医師協会は7月1日、タイ国内でアストラゼネカの新型コロナワクチンをライセンス生産しているサイアム・バイオサイエンス社に関連法を施行して計画通りにワクチンを供給させるよう政府に要請した。同協会によれば、政府の計画では7月はサイアム社から1000万回分の供給を受けることになっているものの、わずか400万回分しか供給されない可能性があるという。これによって、タイはアストラゼネカのワクチンより有効性が劣るとされる中国シノバック製ワクチンに大きく依存せざるを得ないことになるとのことだ。

また、同協会によれば、サイアム社は月間1500万回分を製造できるが、その25~30%をタイ国内での接種用に提供し、残りを輸出しており、政府はサイアム社に対タイ供給量を増加させるなどの努力を怠っているという。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次