タイ保健省、mRNAワクチン150万回分調達を米国と取り決め
保健省疾病対策局のオパート局長によれば、同局は7月7日、米国からmRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンを150万回分取得するための取り決めを米国側と交わした。同局長はこのワクチンについて「米ファイザー製」と説明しているが、関係筋によれば、取り決めではどのメーカーのワクチンかに関しては言及がないとのことだ。
なお、mRNAワクチンについては、医療従事者にまず接種すべきとの声が強まっている。医療従事者には中国シノバック製ワクチンが優先的に接種されているが、同ワクチンについては中国側がデータを公表していないこともあって有効性を疑問視する指摘が増えている。