タイの著名ウイルス学者がコロナワクチン種混合接種を支持
メーカーの異なる新型コロナワクチンを2回目もしくは追加の接種に用いる異種混合接種について、世界保健機関(WHO)の主任科学者が「危険」と否定的な見解を示したが、タイにおけるウイルス研究の権威であるヨン博士は7月13日、保健省で開かれた記者発表において「デルタ株(インド株)の急速な感染拡大に立ち向かうための有効で安全な手段だ」と反論した。
同博士によれば、タイにおいて感染が拡大しつつあるデルタ株に対抗するうえで中国シノバック製ワクチンと英アストラゼネカ製ワクチンを一定の間隔をおいて接種するのが現時点で最良の手段とのことだ。