観光再開のプーケットで感染拡大続く 病床不足の恐れも
南部の観光の島、プーケット県では7月1日から新型コロナワクチンの接種を条件に外国人観光客を受け入れるという観光再開プログラムが実施されているが、新規感染者の増加が続いており病床が不足する恐れが出ている。
ワチラ・プーケット病院のチャルムポン院長によれば、感染者が増加しているため、一般の患者用の病床を減らして新型コロナ感染者用の病床を増やして対応しているとのことだ。このため、プーケットの国立病院、私立病院、臨時医療施設の病床を合計した2542床の約90%が使用中となっているという。
なお、9月15日に発表されたプーケットにおける過去24時間の新規感染者数は246人で、うち2人は観光再開プログラムで同県を訪れた観光客となっている。