10県で新型コロナ感染が拡大 密入国者を警戒
保健省によれば、国内における新型コロナの1日当たりの新規感染者数は1万人を切るところまで減少しているものの、77都県のうち10県ではいまだに感染が拡大しており、同省が注意深く観察を続けている。
これらは、東北部のコンケン県、東部のラヨン県、チャンタブリ県、北部のチェンマイ県、西部のターク県、南部のナコンシータマラート県、ソンクラ県、ヤラ県、パタニ県、ナラティワート県。
新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)の広報担当、アピサマイ博士は、「バンコク首都圏では新規感染者が減少傾向にあるが、10県ではいまだに増加している。また、ターク県とチャンタブリ県の国境地帯は新規感染者が比較的少ないものの、密入国者によってウイルスが持ち込まれ、感染が拡大する恐れがある」と指摘している。