プラユット首相が新型コロナ治療薬の予約を急ぐよう指示
プラユット首相はこのほど、それぞれ米国のファイザー社とメルク社が開発した新型コロナ治療薬2種類について、保健省に対し早期に予約を入れるよう要請したという。
メルク社は同社が開発したモルヌピラビルを使うことで入院率と死亡率をそれぞれ半分まで低下させたと発表しているが、ファイザー社の開発したものは臨床試験の結果、入院率と死亡率が89%低下したとされる。
なお、タイ国内の新型コロナの感染状況は改善しているとされるが、プラユット首相は国民に対し、密を避けてマスクを着用して感染対策に努め、油断しないでほしいと呼びかけている。