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タイ国立大学開発のmRNAワクチン 来年半ばに緊急使用承認申請か

国立チュラロンコン大学ワクチン研究開発センターが開発した新型コロナワクチンが来年半ばを目途に医薬品として承認が得られる見通しだ。

同ワクチン開発プロジェクトの責任者によれば、このワクチンは米ファイザーや米モデルナのワクチンと同じタイプのメッセンジャーRNA(mRNA)で、来年初めから3月にかけて第3次臨床試験が実施される予定。その結果を4月から5月にかけて検討・分析することになっており、来年半ばには食品医薬品局(FDA)に緊急使用の承認を申請することができそうだという。そして、承認を得た後、安全性などを確認するため約3万人を対象とする臨床試験が行われる見通しだ。

なお、これまでの臨床試験では、接種後に軽度の発熱などがあったものの、血栓ができるなどの重い副反応は報告されていないという。

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