オミクロン株 今のところタイで検出されず
南アフリカで検出された新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」については強い感染力や免疫回避の特性などの可能性が指摘されているが、保健省疾病対策局は11月28日、最近になってアフリカ南部の国々から1007人がタイに入国したが、オミクロン株の感染が確認されたケースは今のところ皆無であると発表した。
同省医学局によれば、タイ国内にオミクロン株が入り込んだことを示す事例は報告されていないが、オミクロン株かどうかを確認すべくすべての私立病院に対し、新型コロナ感染が確認された検体を提出するよう求めているとのことだ。