オミクロン株感染拡大阻止 アフリカからの入国者783人を追跡調査
新型コロナの変異株であるオミクロン株がタイに入り込んで感染拡大を引き起こす恐れがあることから、保健省と警察が現在、この変異株に感染しているか否かの検査を受けさせるためアフリカからの入国者783人の居場所を特定しようとしている。対象者は11月15日以降にタイに入国した者で、バンコクなど主要観光地に滞在しているとみられている。
スワット警察庁長官はこのほど、「これらの外国人を捜し出して検査を受けるよう要請する方針だ。国民はパニックにならないでほしい。警察は保健省と協力して対応に努めている」と説明した。
オミクロン株については、今のところ感染力は強いと指摘されているが、毒性などに関してはデータ不足ではっきりしたことはまだわかっていない。