タイ保健当局 年明けのオミクロン株感染拡大を懸念
タイ保健省医学局のソムサク局長は12月14日、年明けから新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株の感染が広がる恐れがあるとの見方を示すとともに、感染拡大を防ぐために国民に対し感染対策を徹底するよう呼びかけた。
新型コロナウイルスの主流はこれまでデルタ株であったが、オミクロン株の感染性が大きく上回る可能性が指摘されるなか、同局長も「オミクロン株の方がデルタ株より速いスピートで感染を広げていることを認めざるを得ない」としている。
なお、「オミクロン株は感染しても無症状か軽症」とも報じられているが、専門家はデータが足らないため重症化するか否かの判断を下すのは時期尚早としている。