タイ国内の新型コロナ感染 3割以上がオミクロン株か
タイ国立チュラロンコン大学ウイルス学研究所のヨン博士によれば、タイ国内で新たに確認された新型コロナ感染者(陽性者)のうち、30%以上がオミクロン株の可能性が高いとのことだ。ヨン博士は、「タイを含む世界各国でオミクロン株の感染拡大がかなり進んでいると認めざるを得ない」としている。
なお、世界保健機関(WHO)によれば、オミクロン株は感染力が強い一方、これまでの変異株に比べて重症化しにくいとされているが、高齢者の罹患に関してはデータが少なく、まだ「症状は軽度」と断定することはできないという。