タイ保健事務次官 今年末に新型コロナ「エンデミック宣言」の予定
キアティプム保健事務次官は1月27日、世界保健機関(WHO)による承認のあるなしにかかわらずタイ保健省では新型コロナウイルス感染症がパンデミック(世界的大流行)からエンデミック(特定地域で普段から繰り返し発生する状態)に移行したと今年末に宣言する方針であることを明らかにした。
具体的には、1日当たりの新規感染者数が1万人未満、感染者の死亡率が0.1%未満、高リスクグループの人々のワクチン2回接種率が80%以上というタイが独自に設定した要件が年末に満たされる見通しであり、その時点でエンデミック宣言をする予定とのことだ。