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タイ政府 キャッサバ栽培を推進 世界タピオカ会議で報告

チュリン副首相兼商務相はこのほど、訪問先の東北部ナコンラチャシマ県で開催された討論会の席上、タイ政府が現金作物のキャッサバの生産・加工を同県で強力に推進することを計画していると明らかにした。

2月23日から25日にかけて同県で開催された「世界タピオカ会議2023」が開催され、チュリン副首相24日、タイ政府のキャッサバ栽培促進計画の説明を行った。また、タイから中国、香港、トルコに合計470万トン、200億バーツ相当のキャッサバを輸出するという覚書が今回の会議で交わされた。このほかにもタイからフィリピンにキャッサバを輸出するとの覚書も取り交わしており、今年に入ってタイは合計1000万トン、400億バーツ相当のキャッサバ輸出を決めている。なお、キャッサバからとれるデンプン質を乾燥したものがタピオカ粉と呼ばれる。

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