スワンナプーム国際空港 世界の空港ランキングでトップ20入り目指す 今年は58位
タイ国内の主要6空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)は、世界の空港ランキングにおいてタイの空の表玄関、スワンナプーム空港の順位を来年には50位以内、2028年までに20位以内に引き上げることを目指している。
同社のキラティ社長によれば、国際的な航空運輸格付け会社、スカイトラックスの世界空港ランキングでは、スワンナプーム空港の順位は昨年の68位から今年は58位に上昇した。今年のランキングは、中東カタールのハマド国際空港が1位で、日本の空港では羽田が4位、成田が5位、セントレア名古屋が16位、関西が18位、福岡が26位となっている。
同社長によれば、スワンナプーム空港の順位を上げるべく、出入国にかかる平均時間を手続きの自動化などでこれまでの約50分から世界平均の45分を下回る約37分に短縮したという。なお、タイ政府は、新しいX線検査装置の導入などでさらに30分に短縮することを目指す方針。