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タイのスマホ市場 第1四半期はマイナス成長 iPhone15と Xiaomiの販売が好調

香港のカウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社の月間報告によれば、タイのスマートフォン市場の成長は今年第1四半期(1~3月)、経済回復の減速によりマイナス2%となった。同市場は今年1年間、政府による電子マネー1万バーツ給付により3~5%成長することが期待されているが、今のところ給付がいつ開始されるかは定かでない。

第1四半期については、販売市場向けのスマホ出荷は5Gが52%を占め、前年同期比で19%増だった。5Gが50%を超えたのは今四半期が初めだったほか、iPhone15の販売が依然好調で、アップル製スマホの販売が前年同期比で30%拡大した。

アンドロイドスマホでは、シャオミ(Xiaomi)が前年同月比30%増の販売拡大となり、最も売れている200~399米ドル価格帯のモデルは同157%の販売拡大となった。サムスンは出荷台数を前年同期15%減としながらもマーケットシェア18%を維持した。この販売減は、200米ドル未満の低価格帯での販売競争で中国製スマホに苦戦していることが原因という。

なお、カウンターポイント・テクノロジー・マーケット・リサーチ社によれば、タイのスマホ市場は3月ごろから、各社が高性能のAIやバッテリーなどを備えたモデルを次々に売り出しており、好転の兆しが見え始めている。

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