スズキがタイ工場を25年末までに閉鎖 首相が日系大手と協議「他メーカーは追随せず」
スズキがグローバル生産体制の見直しの一環として、タイの四輪子会社スズキ・モーター・タイランド社の工場を2025年末までに閉鎖するのを決めたことについて、セーター首相は6月9日、「他の自動車メーカーが追随してタイから引き揚げることはないと確信している」と述べた。
タイ政府は電気自動車(EV)メーカーの誘致に積極的で、今後タイでEV販売が拡大するとの期待しているが、首相によれば、「タイ政府は、トヨタ、ホンダ、いすゞ、マツダ、三菱などの自動車大手と話し合いを行っており、これらメーカーによる今後の対タイ投資の拡大に手応えを得た」とのことだ。