今年のインフルエンザ 18万人が感染し14人死亡 タイ保健省「感染者の多くは軽症」
タイ保健省疾病対策局(DDC)によれば、今年のインフルエンザはこれまでに全国で18万人以上が症状を呈し、感染者14人が死亡した。今年のインフルエンザについてはネット上で『重症化するタイプのようだ』といった懸念の声が上がっているものの、トンチャイDDC局長は、「感染者のほとんどは症状が軽度だ。ただ、重篤化して死に至るリスクも認められている」と報告している。
DCC疫学課によれば、今年1月1日から6月20日までに18万6900人がインフルエンザに感染し、14人が死亡した。都県別の死亡者数は、東北部ナコンラチャシマ県が5人、南部ナコンシタマラート県が3人、東北部チャイヤプム県、南部スラタニ県、バンコク都、中部スコータイ県、中部サムットプラカン県、南部プーケット県、東北部カラシン県がそれぞれ1人となっている。