バンコク週報オンライン見本市がオープンしました。こちらをクリック

タイ経済成長のためピチャイ商務相がタイ中銀に利下げ要望 「バーツ高が輸出に悪影響」

ピチャイ商務相はこのほど、輸出とタイ経済の成長を促進するため、タイ中央銀行に政策金利の引き下げとバーツ相場を適切なレベルに維持することを望む考えを明らかにした。

大臣によれば、現在はバーツ高で、これが輸出に悪影響を与えており、今年のタイの輸出は小幅な成長にとどまる見通し。このため、中銀が為替レートを適切なレベルに誘導することが望まれるという。

大臣はまた、「(中央銀行が担当する)金融政策は、(政府が担当する)財政政策より重要。(中銀が決定権を持つ)政策金利は輸出に影響を与える。タイでは輸出がGDPの60%を占めている」と指摘する。

なお、前政権では、首相など政府首脳が利下げの要望を中銀に何度も発信していたが、政策金利は引き下げられず、政府が苛立ちを示していた。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次