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イスラエルへの出稼ぎ 死傷事件にかかわらず、希望者多数 11月中に800人が渡航

イスラエルではパレスチナ自治区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスのテロやレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラによるロケット攻撃などで複数のタイ人労働者が死傷する事態となっている。だが、タイ労働省雇用局のソムチャイ局長によれば、イスラエルで働きたいというタイ人は現在も多く、同局の手配で11月中にタイ人800人がイスラエルに渡る予定という。タイ人はイスラエルで農業関連の仕事に就いている者が多く、同国の農業部門ではタイ人が働き手の主力となっている。

また、イスラエルの職業紹介機関によれば、各種工事を請け負っている企業が25~45歳の作業員を2000人ほど募集しているとのこと。イスラエルの建設業全体では現時点で3000~4000人が必要とされており、来年には1万人前後に増えることが予想されている。

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