ミズオオトカゲとアナツバメの商業的養殖を合法化する計画を発表 天然資源環境相
チャルムチャイ天然資源環境相はこのほど、ミズオオトカゲとアナツバメの商業的養殖を合法化する計画を明らかにした。タイではバンコク中心部のルンピニ公園にも多数生息しているミズオオトカゲだが、きれいで柔らかく耐久性のあるスキンが皮革産業で利用可能という。
また、アナツバメは、中国南部や東南アジアに生息しており、唾液を固めて作る巣が中国語で「燕窩(えんか)」と呼ばれており、ゼリー状の食感が特徴の高級美容食材として知られている。タイではアナツバメの巣は洞窟や崖に作られた天然の巣だけが採取されている。
同大臣によれば、タイの国立農業大学であるカセサート大学がミズオオトカゲの養殖とそのスキンの利用について研究を行っているとのこと。ただ、トカゲとツバメの商業的養殖がいつごろ合法化されるかには言及していない。