期間限定バンコク週報無料購読キャンペーン実施中こちらをクリック

バンコクの大気汚染悪化による1月の経済損失は30億バーツ カシコン銀行が試算

バンコクでは大気汚染の悪化が報じられており、経済活動にも影響が及んでいるというが、カシコン銀行傘下のカシコン・リサーチセンターはこのほど、大気汚染に伴う健康被害や経済活動の停滞などで1月のバンコクの経済的損失は少なく見積もっても30億バーツに上るとの試算を発表した。

具体的には、1月はバンコク都民のうち240万人あまりがアレルギーや呼吸器疾患で少なくとも1回医療機関を受診。その費用は交通費を含めると1人当たり1800~2000バーツに上るとみられる。また、大気汚染に起因する疾病の予防などにも費用がかかっており、健康関連の損失だけで30億バーツに達するとのことだ。

このほか、在宅勤務、休校、野外活動の制限など大気汚染で行動が抑制されることも経済的損失に繋がっているという。

この記事がお役に立ちましたら
フォローをお願いします

シェアしていただければ幸いです
目次