第1四半期のスマホ販売は好調 消費者はトレンドではなく自身のニーズで機種選別
タイにおける今年第1四半期(1~3月)のスマートフォン市場について、政府のイージーEレシート政策、中国・中華圏の旧正月である春節の長期休暇、魅力的な分割払いプログラムにより販売店での売上は好調なようだ。
1月30日から2月2日にかけてバンコク中心部のクイーン・シリキット・ナショナルコンベンションセンターで催された携帯電話販売促進イベント「タイランド・モバイル・エキスポ2025」の開催企業Mビジョンのオパート社長によれば、同イベントの売り上げは20億バーツに達した未央通しであるが、消費者は新しいスマホをトレンドに合わせて買うのではなく、自身のニーズに応じて選んでいると指摘する。
なお、イージーEレシート政策は1月16日~2月28日にまでに購入した商品・サービスが所得控除対象となるというもので(上限5万バーツ)、政府の景気刺激策の一環となっている。