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タイ投資委員会事務局長が報告 「日産はハイブリッドカーに重点置いた対タイ投資継続」

経営難に陥っている日産自動車を救うべく、ホンダとの間で経営統合に向けた話し合いが進められる予定だったが、日産がホンダの子会社になる案を蹴ったことで経営統合は破談となった。また、日産はタイ工場の閉鎖などを発表しており、タイから引き揚げるのではないかとの見方もあるが、タイ投資委員会(BOI)のナリット事務局長はこのほど、タイ日産自動車の藤木稔大社長と会談した後、「日産は経営再編策の一環としてタイの組み立て工場を閉鎖する必要があるものの、ハイブリッドカーに重点を置いた新たな対タイ投資を予定している」と述べ、日産が今後もタイで活動を続ける予定だと説明した。

同事務局長によれば、具体的には日産はタイにある2工場における車生産をひとつに統合する予定。これは経費削減と将来的にタイに合ったモデルを生産することを目的としたものだ。この統合によって、バンコクに隣接するサムットプラカン県に1975年に建設された日産の組み立て工場は閉鎖される。

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