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地銀系リサーチセンター予測 今年は住宅と新車の販売がやや回復

アユタヤ銀行傘下のクルンシー・リサーチセンターによれば、タイの住宅・新車販売は昨年、大きく落ち込んだが、今年はタイの経済が成長率では近隣諸国に劣るものの回復すると予想されることから、ゆっくりながら盛り返す見通しという。

クルンシーでは今年、自動車の生産と国内販売が1.5~2.5%、輸出が2~3%拡大すると予想している。昨年の自動車の生産と国内販売は前年比でそれぞれ20.2%、26%の減少だった。

クルンシーのチーフエコノミスト、ピムナラ氏は、「今年の新車販売は成長するものの、60万台には届かないだろう。タイの自動車産業はバッテリー式電気自動車が牽引すると予想されるが、今年の車両登録は、バッテリー式電気自動車が約7万5000台、ハイブリッド自動車が約14万台、プラグインハイブリッド自動車が約1万台と見込んでいる」と述べている。

一方、住宅については今年、新築住宅の販売が1.2%程度、住宅供給が2.5%程度拡大すると予想する。

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