民主党 アピシット前党首に続き少なくとも5人が議員辞職か
民主党では同党が国民国家の力党の陣営に参加しプラユット現暫定首相を新首相に擁立すると決めたことに反発してアピシット前党首が議員辞職を表明したが、少なくとも5人が同じ理由で議員辞職する見通しという。
民主党は反タクシン色を明確にしてきたことから、タクシン派が嫌う軍部とは比較的良好な関係を維持してきたが、アピシット前党首は軍部の政治介入に批判的立場をとっている。このため2014年5月の軍事クーデターを指揮したプラユット氏が首相を続投し軍政が継続するかたちの「民政復帰」には賛成できず、議員を辞めることにしたとのことだ。