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花火工場爆発事故で中小規模の工場にも工場規制法適用を検討 タイ工業省

タイ中部スパンブリ県で1月17日、花火工場での爆発で作業員が少なくとも23人死亡する大事故が発生。花火工場の事故は以前から時折起きていることから、タイ政府は一定規模以上の花火工場に遵守が義務づけられている安全対策を中小規模の花火工場にも守らせることを検討する予定だ。

ピムパトラー工業相は1月18日、「スパンブリの花火工場では30人の従業員が害鳥を追い払う花火を手作業で作っていた。従業員数が30人と少なかったので工場規制法の適用対象外だった。また、この工場は内務省が発行する花火工場のライセンスを適正に取得していた」と指摘。そのため、火災防止には法改正や法適用の変更が必要との考えを示した。

なお、工場規制法の適用対象は作業員50人以上、作業機械1台以上の工場となっている。

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