タイ航空への政府支援 「今回がラストチャンス」
新型コロナウイルス感染拡大などで深刻な経営問題に直面しているタイを代表する航空会社「タイ国際航空」についてプラユット首相はこのほど、「政府が支援を提供する予定だが、今回がラストチャンスとなる」と警告した。
首相によれば、タイ国際航空とその従業員は死ぬか生きるかの瀬戸際にあることを肝に銘じて復活のために一丸となって最善を尽くす必要があるという。政府はタイ国際航空の立て直しのために5年に及ぶ時間を与えており、今回政府が提供する支援によって経営状態が改善しない場合、経営再編に向けて大鉈が振るわれる見通しだ。