コロナ禍のタイ社会 銀行の預金額が急上昇
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い経済活動の停止やさまざまな制限措置も影響し銀行に預金する人が増えており、タイ国内の銀行では6月末時点の普通預金額が昨年末を平均で14%上回った。
アユタヤ銀行では預金全体では8%の増加となったが、普通預金については平均を上回る16%増だった。同行首脳によれば、普通預金の増額はこの3、4年が4~5%だったことから、今年上半期の増額は突出したものとなっているという。
なお、同行の預金口座の残高は、全体の86.8%に当たる約8800万口座が5万バーツ未満、約10%が5万バーツ以上50万バーツ未満、残りが50万バーツ以上となっている。