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タイ商工会議所が中銀に利下げ要望 製造業のコスト負担引き下げ求める

タイ政府側が利下げを希望する姿勢を繰り返し示していたにもかかわらず、タイ中央銀行が2月7日の金融政策会議(MPC)で政策金利の2・5%据え置きを決めたことを受けて、タイ商工会議所(TCC)のサナン会頭はこのほど、「タイ経済は回復基調にあるものの、しっかりした状態にはまだなっていない」として、中銀に対し次回のMPCでは利下げしてほしいとの要望を表明した。

会頭によれば、政策金利が比較的高く設定されていることで製造業は生産コストなどが嵩んで影響を受けているほか、国民も大きな借金を抱えたままとなっているとのことだ。

中銀のMPCは年6回開かれており、次回は4月10日に行われる予定。

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