タイ中銀　今年の経済成長見通しを３％に下方修正

タイ中央銀行は３月24日、今年のタイ経済成長見通しを昨年12月発表の3.2％から３％に下方修正したと発表した。中銀金融政策委員会（MPC）によれば、昨年12月に新型コロナの感染第２波が起き、今年の訪タイ外国人観光客数の予想が550万人から300万人に引き下げられたことが下方修正の大きな要因という。

タイは観光収入がGDPの約12％を占めるなど経済が観光に大きく依存しており、観光依存度の低い国に比べると経済回復のペースが遅いとのことだ。