パタヤの観光業 中国人旅行者の大幅減で深刻な打撃

タイ東部チョンブリ県パタヤは世界的に知られたビーチリゾートだが、同地では中国人観光客が大幅に減少しており、ホテルが悲鳴を上げている。

パタヤ・ホテル・クラブのスワット会長によれば、パタヤを訪れる中国人観光客が以前に比べて60%程度減少した。同地では2016年、格安パッケージツアーで募った中国人観光客に水増し価格で土産物を買わせる悪徳業者が暗躍したてことで、当局が取り締まりを強化。その結果、タイを訪れる中国人が減少することになったが、現在の方が状況は深刻という。

先にプーケットで観光船が沈没して中国人50人あまりが死亡したことなどで中国人観光客が大幅に減少することになった。スワット会長によれば、政府は外国人観光客を誘致する複数の措置を打ち出しているものの、パタヤの観光業は非常に大きなダメージを受けており、追加の措置が必要とのことだ。

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