航空旅客サービス利用者が7割減 回復は来年以降か
タイ国内の主要6空港を管理・運営するタイ空港社(AOT)によれば、今年初めからの7カ月間におけるこれらの空港の利用者数は860万人にとどまり、前年同期に比べて71.5%、約2100万人減少した。新型コロナの感染拡大に伴う移動制限や景気低迷が主な要因という。国際航空運送協会(IATA)によれば、航空旅客サービスの利用者減少は来年まで続く見通しだ。
また、同期間中の国際線利用者はわずか55万1000人あまりにすぎず、前年同期比で96%の減少だった。なお、AOTが管理・運営しているのは、スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、ハートヤイ、プーケットの6空港となっている。