ドリアンは「特別な農産物」 タイ農相が輸出推進方針掲げる
チャルムチャイ農相は先に開かれた国連食糧農業機関(FAO)のリモート会議において、タイがドリアンを「特別な農産物」と位置づけてその輸出を強力に後押しする方針だと説明した。
「果物の王様」と称されるドリアンはインドネシア、タイ、マレーシアが主要な生産国となっている。チャルムチャイ農相によれば、タイ産のドリアンは品質が優れていて、香り、味、舌触りもユニークで定評があり、その輸出を促進することでタイの輸出額を底上げすることに役立つという。
なお、タイでは年間のドリアン輸出がGDPの2.5%に当たる948億バーツに拡大しており、年間の輸出成長率も40%に及んでいるとのことだ。