Eコマースでタイ産農産物の対中輸出促進へ 農業農協銀行が中国通信大手と交渉
農業農協銀行(BAAC)は、Eコマース(インターネットを利用した通販)を通じてタイ産農産物の対中輸出を増やすための合弁企業設立について中国の情報通信大手と交渉中という。この合弁企業は出資率がBAAC側49%、中国側51%とされる予定。
チャチャイBAAC総裁によれば、この案は今年第1四半期(1~3月)中にBAACの役員会に提出されるという。農産物の通販に関しては、BAACが郵便事業を担うタイランド・ポスト社とオンライン・プラットフォーム「タイランド・ポスト・マート」を構築しているが、販売チャンネルが限定されていることから、中国企業と組んで対中輸出向けのプラットフォームを設けることにしたという。
なお、タイランド・ポスト・マートでは約50カテゴリー、約2000種の農産物が約200の業者によって販売されている。