鶏卵値上がりに商務省が法的措置の構え　産卵鶏協会は「飼育コストが高騰」

鶏卵価格が高騰していることを受けてチュリン商務相は１月10日、不当な鶏卵価格の値上げに法的措置を講ずる構えを見せた。鶏卵は30個入りが５～６バーツ値上がりしている。

産卵鶏協会は、原材料の値上がりによる飼料価格高騰と鶏に投与する薬の値上がりが鶏卵価格上昇の原因と説明しているが、チュリン商務相は、「商務省はまだ鶏卵と鶏の値上げを承認していない。業者は値上げに際して生産コストを報告して当局の承認を得る必要がある」と警告した。

なお、産卵鶏協会のマノート会長によれば、鶏卵１個当たりの生産コストが2.8～３バーツ上昇しており養鶏農家はやむを得ずに鶏卵を値上げしているとのことだ。