訪韓中のピパット労相 「韓国の造船所にタイ人労働者3000人を供給」
ピパット労相は訪問先の韓国で3月13日、造船業に携わる大手5社との間でタイから労働者3000人を韓国の造船所に送り込むことが合意されたと明らかにした。これら5社には現代グループ傘下の3社が含まれる。労相はこれら5社の代表とロッテ・ホテル・ソウルで話し合いを行い、タイから溶接など造船関連の技術を持つ者など労働者3000人を韓国の造船業に供給することが決まったという。
また、労相によれば、韓国では少なくともタイの5倍稼ぐことができることから、韓国で合法的に就労しているタイ人は現在、2万人程度に上るとのこと。なお、タイ労働省は今年、タイ人労働者約1万人を世界各国に派遣する計画を掲げており、このうち韓国については新たに労働者3000~4000人を送り込みたいとしている。