タイ人の国内旅行が大幅増の見通し 行先は「2番目に行きたいところ」
TMBタナチャート銀行のリサーチ部門によれば、今年はタイ人の国内旅行が前年比162%増の1880万回程度に増加し、これによってもたらされる観光収入は7200億バーツあまりにのぼる見通しだ。これは7月初めから新型コロナ対策の制限措置がさらに緩和されることが最大の要因という。
同部門の担当者は、「タイ国民はエネルギー価格の上昇を懸念しているが、長期間行動が制限されていたことからどこかに出かけたいという強い欲求がある。また、密になるのを避けるなどの理由から最も行きたいところではなく、2番目に行きたいところに出かけることが考えられる。このような場所は料金も比較的安く、旅行しやすい」と指摘している。