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【商業】タイ商務省がドリアン100バーツ販売のインフルエンサー擁護 農家は価格崩壊懸念

タイ商務省は4月27日、ライブコマースを通じた1個100バーツのドリアン販売をめぐる論争に対し、公式見解を発表した。問題となったのは、スパジー商務相が関与するライブ販売イベントで、インフルエンサーの「ピムライパイ」が企画した低価格プロモーションだ。SNS上で拡散すると農家から強い反発を受けた。

商務省のコラニット副報道官は、対象品が形状の不均一な規格外品であり、小世帯向け向けの一時的な販促と理解するよう求めたうえで、農園を直接訪問してドリアンを選別し、消費者に届けるインフルエンサー主導の販売モデルは農家の新たな販路拡大につながると強調した。

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農産物の価格形成に波及リスクも

ただ、それでも農家側の懸念は根強い。産地では1キロあたり約120バーツで仲買人に出荷しているため、「100バーツ/個」という価格が市場相場の基準として消費者や仲買人に誤認される恐れがあると訴える。このなか、商務省は4月27日の市場調査の結果、ドリアンの実勢価格は1キロあたり140〜150バーツ水準を維持していると発表。今後もライブコマースによる農産物販売を進めていく方針だ。

なお、タイ産農産物を調達する食品加工企業にとっては、政府主導の販促キャンペーンが一時的に原材料価格交渉に影響を及ぼすリスクがある点に注意が必要だ。

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