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【物流】南部沿岸リビエラ道路の延伸区間整備に着手 渋滞緩和と観光活性化見込む

タイ農村道路局(DRR)は、タイ南部ペッチャブリ県のリビエラ道路(Thailand Riviera)延伸37㌔区間の整備に着手した。2027年完成予定、事業費は7億1430万バーツとなる。

リビエラ道路はハイウェイ4号の混雑を緩和し、住民・観光客の移動の安全性を高めるためのインフラ。仕様は2車線アスファルト+鉄筋コンクリート、橋梁3本、排水・安全施設の強化に加え、休憩所と展望地(フアイメープラチャン貯水池)を整備。ハイウェイ3510号に連結する。地域経済にとってはエコツーリズムや文化観光の導線となるほか、物流の時間短縮が期待される。

完成後は事故率低減・輸送コスト逓減によるサプライチェーン効率が見込める。日系企業にとっては、①内陸工場の海側アクセス改善②観光・小売の立地再評価③建機・資材の需要波及―が期待できる。

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